新築一戸建てを購入する際にチェックしておきたいポイント

新築一戸建てを購入する際にチェックしておきたいポイント
既に建てられている新築一戸建ては、購入する前にその土地について調べることが大切です。
どのような地盤なのか、昔はどんな場所だったのかを把握してから買いましょう。
例えば過去に水害に遭っていた所などは、大雨や台風時に再び害を被るリスクが高くなります。
自治体のハザードマップをチェックすれば、浸水リスクもできます。
さらに耐震チェックや今後の用途地域などもしっかり見ておきたいものです。
新築一戸建ては、施工時の様子も分かりません。
それゆえに手抜き工事ではないのか気になる人もいるでしょう。
住んでから不具合が見つかるのは辛いものです。
一級建築士などに依頼してホームインスペクションと呼ばれる住宅診断を行うことも、安心して住むために良い方法と言えます。
内覧では建物の中ばかり見てしまいがちですが、塀やガレージの土間の状態などもよく観察しておきたいものです。
隣家が近い場合は、境界線についても不動産に確かめると安心です。
新築一戸建て完成時の内覧会は建物の瑕疵を細かく確認できる最後の機会
新築一戸建てが完成すると、引き渡されるまでの間に施主である購入者や工事の責任者などによる内覧会が行われます。
購入者にとっては、完成したての新築一戸建てのすべてを見ることができる初めての機会であるため、胸が躍るような思いでしょうが、内覧会は完成した建物を細かくチェックすることができる最後の機会でもあります。
引き渡されて家財道具の搬入をはじめてしまうと、隅から隅までチェックできなくなるからです。
しかし、新築一戸建てを購入する人の多くは、住宅建築に関する知識が豊富にあるわけではありません。
工事責任者と施主本人だけの内覧だと、ちょっとした瑕疵も見逃してしまう可能性があります。
そんなときは、内覧同行サービスを展開している企業にスタッフの派遣を依頼するのがおすすめです。
それなりに高額の費用がかかりますが、申し込むと内覧の当日に建築関係の国家資格を持つスタッフが計測器具を持参してやってきて、第三者の立場で完成した新築一戸建てのチェックをしてくれます。